2008年06月30日

いしいしんじさんの声、ことば。

熊本現代美術館で行われた
小説家・いしいしんじさんの講演会に行ってきた、時のはなし。

その様子は
美術館スタッフのブログにも紹介されています。

講演会30分前に
今日が講演会の日だった! と思い出し
一瞬、行くのを止めようか・・・と迷うが
5分遅れで会場に辿り着く。

4月半ばに
1人で勝手に胸に抱いた
“書くことと話すことの違い”というテーマ。

方法は違っても
伝えたい想いがおなじであれば
形は違えど世の中に伝わっていく、と
これまた自分で勝手に結論。

いしいさんのことばは
文章と同じ匂いがした。

リズムは違ったけれど、
(小説のリズムは読み手である私が決めたリズムに則って
読み進んでいくから)
同じ温度で、はなしが進んだ。

小説の書き始めの文章の生まれ方について
語られたのが面白かった。

ぽんっ、と
さいしょから決められているかのように文章がある。

その文章をぐ~っと掴んで(掴まえさせられて)言葉を書いて。
大体が午前3,4時とかで。
眠りから目覚めているのか分からない状態で書いて。

そうしているうちに、
ぐ~っとこちら側に戻ってきて書く。

みたいなことを
もっと、いしいさんのことばで語ってらした。

住んでいる場所のこと。
そこに決まるに至ったこと。

書いてきた小説のこと。
そこに決まるに至る話のこと。

それらが、う~んと染みこんでいった。

会いたい人に会える幸せ。会いに行ける幸せ。
講演会に行ける自分が幸せです。

夫と娘たち、にも伝えなきゃ。
本当にありがとう。



Posted by けいちゅん at 23:28│Comments(0)*つぶやき