2008年06月30日

vol.96 生きる証

母から
「ほんとうにあんたがいろいろしてくれて・・・
ごめんね、ありがとう」

と言われた。
さいきん、つづけて言われた。

それは親が弱ってきた証拠たい、と祖母は言っていたけれど
そう? 親が素直になってくれた証拠だと思った。
私にも心を開いて見せてくれたんだねって嬉しかった。

父からも
「ほんとにけいこがおらんとどがんもなっとらんだったばい」と言われた。

私が居たことを
面と向かって初めて認めてくれた瞬間だった。
父も素直な心を見せてくれた。

一生懸命に親を想ってきた。
満たされない想いも抱えてきたというのに。
ひたすらに想ってきた。返ってこなくとも。

どうしてあの両親を選んだのだろう? と
池上先生のご本を読んで考えた。

子は親(とくに母親)を助けるために生まれる


ということを最近になってやっと
実感できたように思っている。

この7,8年の間に
たっくさんのことがあって、家族が揺れた。

両親へ向けての私の想いはただ1つだった。

愛されていると実感できなくても
どうしても助けたかった。

助ける、なんて上から考える想いはさらさらなく
どうにかしたい、の1つの想いだった。

私の姿(生き様)を見て
おばさん(祖母の妹、は何というのでしょうか? とにかく、おばさん)が
「じいちゃんに似とるね、けいこは」と一言。

大好きなじいちゃんには及ばないけれど
家族・きょうだいを想う気持ちはおんなじくらい強い

と感じてくれたようだった。

この言葉が
私の生きてきた証を教えてくれたように感じた。